検討会「地方会のあり方・楽しみ方」

特別検討会
「これからの地方会のあり方と楽しみ方」

     
パネリスト 石橋 敏寛(第22回会長)
大石 英則(地方会事務局長)
庄島 正明(第23回会長)
津本 智幸(第25回会長)
吉野 義一(第24回会長)
プレゼンテーター 入江 是明(第22回事務局長)
神山 信也(第21回会長)
小林 英一(第17回会長)
日時 2023年2月4日(土)11:45〜12:20(35分)
*議事総会(11:30〜11:45)に引き続いて開催
このセッションのポイント
  • 新型ウイルスで変化した地方会、今後のあり方は?
  • 高騰する学会開催費用、どこまで許容する?
  • WEB配信は今後も必要か?費用対効果をどう考える?

私達が所属する関東地方会は、JSNETの支部会の中で最も大きな組織です。現在、JSNETの正会員数は全国で4500名強ですが、そのうちの約30%が関東地方会に所属しています。関東地方会の目的は「...会員同士の学術の交流を図るとともに、当該地区の医療と福祉に貢献する」ことであることが会則に明記されており、2019年までは年に1回、2020年2月からは年に2回の学術集会が開催されてきました。

ただ、新型コロナウイルスにより、地方会の開催様式の大幅な変更が余儀なくされました。従来形式の地方会は第17回(2020年2月 小林英一会長)が最後で、それ以降の会長は、新型コロナウイルスの感染状況に翻弄されながら、新たな学会のあり方や楽しみ方を模索されてきました。

変化しつつある地方会のあり方や楽しみ方に関して、前回会長の石橋敏寛先生が様々なアンケート調査を行われました。その結果を、事務局長を努められた入江是明先生が様々な考察とともに提示してくださるとのことで、この特別検討会を計画いたしました。

今後の地方会に関しては様々に議論をする点があると思います。関東地方会は、脳神経血管内治療の急速な発展を背景に、どんどんと規模が大きくなっていましたが、新型コロナウイルス感染症意向は、現地とオンラインを並行させるハイブリッド開催により学会開催費用が大幅に高騰してしまいました。現在、学会開催の中で参会費の占める割合は20%未満にすぎず、学会開催費用の80%以上が企業からの広告でしめられています。

WEB開催される学会は、タイムラグ等の問題から、ディスカッションには向いていないような気がしますが、聴講を目的とする場合は現地開催よりも快適に感じることもあります。関東地方会がカバーするエリアは広いので、現地参加が難しい会員も少なくありません。ただWEB配信を行うと学会開催費用が数百万円増加することになります。私達の関東地方会として、WEB配信の費用対効果をどのように考えればいいのでしょうか。

是非皆様にご参加いただき、今後の地方会を担当される吉野義一先生、津本智幸先生に今後の地方会のあり方や楽しみ方に関するヒントをご提案ください。

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